この度、第3回目の猫庭クラウドファンディングを開催します。

11月10日まで開催！！

猫庭は完成してから、あっという間に6年が経ちました。
クラウドファンディングの初回では猫庭の創設、２回目では猫庭を２階建てと拡張し保護できる猫ちゃんも２０匹から４０匹になり、皆様のお陰で570匹の猫ちゃんの命を繋ぐことができました。

また、多くの人たちに保護猫を認知してもらう活動についても、多くのメディアへの露出を初め、来年度の高校の教科書の採用、にゃん字ドリルの発売など幅広い世代へのアプローチに繋がっています。

これらの猫庭の運営は、猫庭グッズや旅館のご宿泊料から捻出されています。
私たちが6年に渡って保護猫活動を継続できたのは、私たちの活動を応援し、共に歩んでくださる全ての皆様のお陰であり、心から感謝しています。

さて、このたび3回目のクラウドファンディングへのご協力をお願いする理由は『譲渡が困難な猫ちゃんの生涯を見守るための猫庭』を作るためです。

猫庭を立ち上げて6年の中で、多くの命が新しい家族に迎えられました。
しかし、猫ちゃんと人間の相性が必ずしもマッチするわけでもなく、関係を築く事に時間を要すなど、いつの間にか高齢化していき、譲渡が困難な猫ちゃんが増えつつあります。

これは、私たちが抱える宿命的な大きな課題の１つです。

もちろん私たちも家族の一員として最後まで見届ける覚悟ではおりますが、
猫庭はもともとが受入れと譲渡を繰り返す、いわばトランジット的な施設を想定していたため、生涯を終える施設としてはまだまだ不十分。

そこで、今回のクラウドファンディングでは、主に次の2点の課題を解決したいと考えています。

１つ目の課題は居住空間の拡張。

現在、猫庭は12フィートのJRコンテナを4個結合しています。
それでも、子猫が多い時期には成猫ちゃんと住みわけするために、コンテナを区分けする必要があるなどで、成猫ちゃんのスペースが圧迫されてしまいます。
また今の猫庭の作りでは、外気に触れる機会がほぼほぼありません。

お外の世界からいきなり室内の中でたくさんの猫ちゃんとの生活が始まる子が多数です。
少しでも外気を太陽を感じられる空間があることで環境の変化で起こりうるストレスの軽減ができれば　・・・・

そこで猫庭と旅館の間を大きく外構フェンスで覆い、猫ちゃんが外でも寛げるスペースを確保します。

名付けて【猫庭の中の猫庭】。

これにより、居住空間は今の２倍近くに広げることができます。

またご宿泊いただく皆さまにとっても、旅館のダイニングから間近に猫ちゃんを眺める事ができるというメリットも生まれます。

もう１つの課題は1つのコンテナの老朽化です。

猫庭は屋外に施設する設計ですが、それでも6年に渡る雨風の影響で老朽化が進んでいます。

そこで、【猫庭の庭】で居住空間に余裕ができたぶん、コンテナに窓を取り付けるなどのリフォームを行い、主に高齢猫がくつろげるスペースにしたいと考えています。

これらの計画は今月末の着工予定で進めており、順次着工が開始される予定です。
これら猫庭の運営費用は商業活動の中から捻出することが私たちの基本理念ではございます。
ただ、今回は改修規模が大きく、予算的にも不安がある為、このたび3回目のクラウドファンディングへのご協力をお願いするに至りました。
とはいえ、ご協力いただく皆さまにもメリットがある形でのクラウドファンディングにするため、今回はご寄付ではなく、私たちの商品・サービスをお得な割引にてご購入頂く形としました。